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今週末は、現在中地区2位(12勝7敗)、元NBA選手のジョシュ・チルドレスを獲得して話題の三遠ネオフェニックスとのアウェーでの2連戦となる。

両チームとも開幕して20試合近くこなし、チームが目指す方向性や現在のチーム状況などが明確になり、改善点や補強箇所などが浮き彫りになる時期でもある。この時期、チームは繊細で、崩れやすい。ここでステップアップして行くチームとダウンしていくチーム、何が違うのか?それは選手たちの、ヘッドコーチ(以下HC)への信頼だ。
選手は、HCに信頼されてるからこそベストなパフォーマンスをコート上で披露する事が出来る。お互いが信頼し、信頼されていると感じる事が出来るからこそ、躊躇なく個を犠牲にしてチームに貢献することが出来る。そこに少しでもズレがあればシーズンのどこかで歯車が狂うことだろう。

今節の見どころはそのHC。アルバルク東京と三遠ネオフェニックスの共通点は若いHCがチームを率いてるところ。今後の日本バスケットボール界を担うこの若いHC2人に注目したい。
両チーム共、雰囲気はとても良く、ゲームの進め方も内容もしっかりとHCの意思が浸透しているように思う。お互いディフェンスを重視し、オフェンスは個人の能力を活かしたシステム、スペーシングをしっかりとるところなど似ている部分は多く、試合中の選手交代・タイムアウトのタイミング、審判との駆け引き・会話などのベンチワークに注目して観るのも面白いだろう。アルバルク東京としては、しっかりHCの指示を実行してくる三遠の#2ディアンテ対策のディフェンスの裏をつくような攻め方が必要になってくる。#2ディアンテ以外の選手のステップアップを期待したい。また、当然だが元NBA選手同士のマッチアップも楽しみだ。

#2 ディアンテ・ギャレット
カンファレンス外のチームとの対戦ですので、いつも以上に準備段階が重要となります。
三遠は非常にバランスの良いチームです。
数多くの3Ptシューターに簡単に打たせないアグレッシブなディフェンスを心掛け戦います。
チーム全体で質の高いプレーで連勝を一試合でも多く伸ばせられるようゲームに挑みます。
アウェーでの試合ですが、引き続き応援よろしくお願いします。