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5/11(日)千葉ジェッツ戦 ゲームレポート




いつもアルバルク東京への応援ありがとうございます。

5月11日(日)に開催された千葉ジェッツ戦は、終始相手ペースで試合を運ばれる苦しい展開を打開できず悔しい敗戦を喫しました。大差がついた試合展開の中でも、最後までチームとともに戦ってくださった皆さま、会場まで足を運んでくださった皆さま、そして配信を通じて応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。 また、千葉ジェッツの皆さま、セミファイナル進出おめでとうございます。今シーズンも数々の熱く、素晴らしい戦いをありがとうございました。



そしてこの試合をもって、2024-25シーズンのアルバルク東京の戦いは幕を下ろしました。昨シーズンの悔しさを胸に、リベンジを誓って挑んだ今シーズンでしたが、残念ながら皆さんのご期待に応える結果とはなりませんでした。 それでも、苦しい時も、悔しい時も、どんな瞬間も変わらず支えてくださったファンの皆さんの存在があったからこそ、チームは前を向き、ここまで進み続けることができました。私たちにとって、かけがえのない存在であり、最高の仲間です。
今シーズンもアルバルク東京への熱いご声援、本当にありがとうございました。
 

 

りそなグループ B.LEAGUE QUARTERFINALS 2024-25 GAME2 千葉ジェッツ戦
2025年5月11日(日)  会場:有明コロシアム(東京都江東区)AME RECAP

FINALスコア
アルバルク東京 65-92 千葉ジェッツ

(第1Q:14-22、第2Q:14-28、第3Q:12-20、第4Q:25-22)

シリーズ結果
千葉ジェッツ(2勝0敗)りそなグループ B.LEAGUE SEMIFINALS 2024-25進出
 

GAME RECAP


スターターは、#3 テーブス、#11 サイズ、#22 ロシター、#23 メインデル、#75 小酒部。1Qは互いに最初のスコアを決めたあと、0-7のランを許し、追いかける展開に。#23 メインデルの得点でなんとか食らいつくものの、その後はチームオフェンスを決め切ることができず、リズムを掴めない時間が続く。ディフェンスでは気迫を見せて体を張るも、ファウルもかさむ。相手の多彩なオフェンスを止めきれず、一時は12点のビハインドに。その中で、#75 小酒部の3ポイントなどで何とか繋ぎ、点差を8点まで縮めて最初のクォーターを終える。続く2Qは、#11 サイズのプットバックダンクで先制。インサイドで#11 サイズがリバウンド争いでも奮闘し、粘りを見せる。だが、相手もオフェンスリバウンドに積極的に絡み、簡単には主導権を渡してくれない。中盤には#2 富樫にバスケットカウントを含む3本連続の3ポイントを許し、わずかの隙から一気に0-10のランを喫してしまう。ここから流れを完全に持っていかれ、守備でも歯止めをかけられないまま、点差は広がり、22点ビハインドで前半を終える。迎えた3Q、#11 サイズや#3 テーブスが得点を重ねて反撃を試みるも、相手にも高確率なシュートを決められて、こちらの得点を相殺される形に。リバウンドでも相手に主導権を握られ、セカンドチャンスから失点を重ねてしまう。なかなか流れを引き寄せることができず、点差はさらに開き、30点差で最終クォーターへ突入。4Q、#11 サイズを筆頭に攻め気を失うことなく、最後まで諦めずに戦い続けたが、試合の大勢を覆すには至らず。最後まで苦しい展開を打開する糸口を見つけられないまま、大差で悔しい敗戦を喫し、この瞬間をもって2024-25シーズンの幕が閉じた。

▶BOX SCORE ▶PLAY BY PLAY  ▶見逃し配信(バスケットLIVE)

スタッツリーダーズ
得点
#23 レオナルド・メインデル 17pts
#11 セバスチャン・サイズ 16pts
#3 テーブス海 11pts

リバウンド
#22 ライアン・ロシター 9reb
#23 レオナルド・メインデル 8reb
#11 セバスチャン・サイズ 7reb

アシスト
#23 レオナルド・メインデル 7ast
#22 ライアン・ロシター 3ast
#2 大倉颯太 2ast
#3 テーブス海 2ast









 


 

試合後コメント




デイニアス・アドマイティスHC

まずはファンの皆さまに、昨日・今日と私たちらしくない試合をしてしまったことについて申し訳ない気持ちでいっぱいです。今日の試合は、第1クォーターからアグレッシブなディフェンスで試合に入りましたが、細部でミスが出てしまい、相手にセカンドチャンスを与えてしまいました。その結果、流れを完全に掴みきれず、試合は終始相手のリズムで進んでしまいました。本当に悔しい敗戦であり、今は試合直後ということもあり、気持ちの整理がつかず、言葉にするのが非常に難しい状況です。試合の中で波があったことが、特に心残りです。(昨日、選手たちに「1秒でも全力でプレーする姿をコートで見せてほしい」と伝えていたが?)昨日の試合は、今シーズンの中でも最も悪い内容だったと思っています。だからこそ今日は、選手たちも気持ちを切り替えて、全力で昨日の借りを返すという強い思いで、熱い気持ちを持って試合に入ってくれたと感じています。試合の立ち上がりは良かったと思いますが、途中で集中力が切れてしまい、相手にリードを広げられてしまいました。ミスも多く、特にオフェンスでは、レイアップやオープンショットを決め切れなかったことも、この結果につながったと考えています。もちろん、選手たちにとってプレッシャーの大きい試合だったとは思いますが、その中でもプレーを楽しんでほしいという思いがありました。ただ、結果を出すことも重要でした。私たちは「40分間の試合」ではなく、「1つ1つのポゼッション、1つ1つのオフェンス、ディフェンスを大切に積み重ねていくことで、最終的に結果がついてくる」という話をしてきました。しかし、その通りの結果を残せなかったことが、非常に心残りで、残念でなりません。今シーズンもチームをサポートしていただきありがとうございました。




#2 大倉颯太選手
完敗したなという試合でした。ほんとに、自分たちよりもしっかり仕上げてきていたのが千葉ジェッツで、僕らとしてはとても情けない試合でした。シーズン通しても、ワーストのゲームになったと思います。自分自身も千葉にいましたし、チャンピオンシップに懸ける思いが強いチームだというのはわかっていました。本当に、そこにしっかり照準を合わせられるチームだということも理解していましたが、そういったテンションというか、そういう準備が必要だという話もチーム内でしていました。昨日は(クリストファー)スミス、今日は(富樫)勇樹さん。そして、やっぱり安定してムーン(ジョン・ムーニー)というところで、どうしてもやられたという感覚があります。ああいう展開を見ても、準備の段階で気をつけるべきことはたくさんあったと思います。数字にもしっかり出ていて、フィールドゴール%も低く、フリースローも要所で落としてしまいました。そうなると、こっちがやりたいことをやっても点に繋がらなくて、リズムが来ない。逆に、相手はチャンスを確実に決めてきた。やっぱり、そこが差だったのかなと思います。今回のこのファーストラウンドで、千葉から学ぶことがあるとすれば、僕らはどこかで「負けを恐れていた」のかもしれません。相手にはそういう感じは一切なく、先手必勝でどの局面でも仕掛けるのが早かった。もちろん、僕らには僕らのスタイルもありますが、今回は守りに入ってしまった部分があったと思います。本当に、満足できなかったシーズンです。僕たちのバスケットって、「勝って報われる」ものだと思うんです。みんなそれぞれエゴがあっても我慢して、信じてやってきた中で、今回こういう結果で終わってしまったことに、ふがいなさを感じています。僕自身、もっとできたことがあったんじゃないかと思っていますし、本当にここでステップアップしないと、これ以上の結果は出ないなと感じています。これはきっと、チーム全員が同じ思いだと思います。1人1人がベクトルを自分に向けて、ステップアップしていかないといけないし、本当に「何かを変えないと」、この結果は変わらないと思います。僕もこのオフシーズン、気を緩めずに、また新しい自分を作れるようにしていきたいと思っています。
(ファンの皆さんへ) 本当に、なんて言うんですかね、アルバルクには“チームのファン”が多くて。SNSでも「私はアルバルクを見ていてこう思う」みたいな投稿を見かけて、本当に熱いファンが多いなと感じています。(ご自身のことも)チームの一員のように思って戦ってくれるファンがいて、毎試合たくさんの方に来ていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。本当は勝って恩返ししたかったんですけど、こういう結果になってしまって、ファンの皆さんをがっかりさせてしまいました。危機感を持ってオフシーズンを迎えないといけないと、強く思っています。 残り4Q、残り3分のタイムアウトのときも、アルバルクファンの皆さんのコールが本当に聞こえてきました。そういったファンの方々に恩返ししたかったんですけど、本当に一番大事な時期に、本当にふがいない試合をして申し訳ないなっていう気持ちでいっぱいです。




#3 テーブス海選手

今日は本当に、出だしのところから昨日の修正点、千葉さんのスミス選手やホグ選手といった3ポイントが得意な選手に対して、しっかりプレッシャーをかけてイージーなポイントを与えないという点では、良い入りができたと思います。ただ、やっぱり相手のオフェンスの爆発力をチームとして抑え切ることができず、こちらのオフェンスでは逆にイージーな得点を取ることができずに、全体的に重たい展開になってしまったのかなと感じています。足りない部分としては、やはり“決定力”だと思っています。ああいった場面では、どちらのチームも戦術的な部分でお互いスカウティングをして、やりたいことをやらせないというのがチャンピオンシップでは当たり前です。レギュラーシーズンでは、試合終盤に個の力で打開して、自分が決め切って勝たせるというプレーも時々できていましたが、やっぱりチャンピオンシップでは、そういったプレーを試合終盤だけでなく、序盤からやっていかないといけないなと、今振り返って率直に思っています。終盤まで待ってしまうと、点差が開いてしまい、完全に相手に流れを持っていかれてしまう場面がありました。そういう意味では、相手の富樫選手やスミス選手の経験が本当に生きていたのかなと感じています。今回のチャンピオンシップの2試合だけを見れば、「何もできなかった」「何も成長できなかった」と捉えることもできると思います。ただ、僕はそうは思っていません。間違いなく、昨シーズンのクォーターファイナルで琉球に負けた悔しさをバネに、今シーズンはチーム・選手・スタッフみんなで一丸となって戦ってきました。天皇杯でも、昨年はクォーターファイナルで負けましたが、今年は決勝まで進むことができました。Bリーグではまたクォーターファイナルで敗れてしまいましたが、ディフェンスもオフェンスも、勝った試合も負けた試合もすべてが経験となって、一人ひとりがしっかり考えてチームのためにプレーできたという意味では、間違いなく昨年より成長できたと思っています。今回は結果に結びつかなかったですが、誰一人として自分のためだけにプレーしていた選手はいなかったし、全員がチームスタッフが準備してくれたスカウティングを遂行しようとしてプレーしていました。シュートが入らないことや、相手のシュートが入ってしまうことで負ける試合もあります。そういった結果だけで、これまでやってきたことをすべて台無しにはしたくないですし、この経験も自分たちにとっての財産になると思っています。だからこそ、これからが本当の勝負だと感じています。今シーズンもアルバルカーズの応援に本当に感謝しています。ありがとうございました。




#10 ザック・バランスキー選手

チャンピオンシップはやっぱりドッグファイトになるのに、自分たちは受け身になってしまいました。自分たちから先にヒットせず、相手がどう出るかを待ってしまった感じになって、やっぱりリバウンドやルーズボール、一つひとつが本当にフィジカルな戦いになるってわかってはいたんですけど、全然そこができていなかったと思います。自分たちももちろんプレッシャーをかけて、相手にタフショットを打たせていたんですが、試合後に(クリストファー)スミスにも直接言ったんですけど、「タフショットにさせても、決めてくるよね」と。本当に、昨日はスミス、今日は富樫(勇樹)と、相手は3ポイントがポンポンと入ると一気に勢いに乗るチームなので、完全にその流れを作らせてしまったなという印象です。(今シーズンを振り返って) 昨シーズンからメンバーも大きく変わらず、チームとしてレベルアップできたと思えるシーズンでしたし、レギュラーシーズンも大きな怪我なく、チャンピオンシップに全員で臨めました。ただ、その大事な2試合で自分たちのバスケができずに終わってしまって、アルバルクの“らしさ”や“良さ”を出せずに終わってしまったのが本当に悔しいです。
(ファンの皆さんへ) まずは、申し訳ない気持ちがあります。 本当に、シーズン通してずっと支えてもらって、CSもホームで戦える状況をつくったのに、こんなに素晴らしい応援をしてくれたのに、それに応えることができなくて、悔しい気持ちでいっぱいです。でも同時に、どんなときも最後まで支えてくれたことに、本当に幸せだなという気持ちも強くあります。やっぱり、ファンの方がいてこそプロスポーツ選手だと思っているので、皆さんの応援や期待に応えられなかったのは申し訳ないですけど、心から感謝しています。




#75 小酒部泰暉選手

2日間を通して、自分たちらしいバスケットがうまくできずに終わってしまった試合だったかなと思います。試合の中で苦しい時間帯があるのは当たり前ですけど、そこで自分たちらしいプレーを出せずに、結局、改善できずにダラダラと流れを断ち切れず終わってしまった、そんな印象です。 1日目は、フィジカル面でやられてしまって、自分たちが後手に回ってしまい、完全に千葉のペースになってしまったと思います。2日目はフィジカル面では対応できていたんですけど、チームルールの部分でうまく噛み合わず、千葉はその隙を狙ってオフェンスを仕掛けてきたり、ディフェンスでも自分たちがうまくパス回しできないようなプレッシャーをかけてきて、結果的に相手のやりたいプレーにハマってしまった感じでした。
(1シーズン通して学んだことは?)自分自身としては、シーズン終盤にかけてパフォーマンスが落ちた部分があって、やっぱりシーズン最後まで良い状態を保つことが、チャンピオンシップにもつながってくると感じました。そこをうまく調整できずにCSに入ってしまいました。(勝つために必要なことは?) もちろん気持ちも大事ですし、「自分を出す」というか、積極的にプレーすることが必要だと思っています。シーズン通して、良いときも悪いときもありましたけど、悪いときの状態をそのままCSに持ち込んでしまったというのは反省点です。もしもう少しいい状態で入れていれば、違った展開になっていたんじゃないかと、個人的には思います。(ファンの皆さんへ) 本当にファンの皆さんの声援は、自分たちの耳にしっかり届いていましたし、ホームジャックもされてなかったと思います。本当に最後まで大きな声援で支えてくれて、すごく嬉しかったです。でもその期待に応えられなかったことは、やっぱり悔しいし、残念に思っています。今シーズンも本当にありがとうございました。

 

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